インタビュー

第一回 おもちとお米の水車(株式会社 米の里)代表: 蓑輪 巖 さん

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○お店のこと ~お米を軸に時代と共に変化~

―お店はいつから営業されているのですか
「明治28年の11月ごろです。明確には記録が残っていないのですが、先祖代々に受け継がれてきた話から、その頃ではないかと推測しています。
最初は、お米屋さんとしてスタートしました。
その頃は、本当に水車を使ってお米を作っており、それが現在の店名の由来になりました。」

―すごい歴史ですね。ずっとお米屋さんとして営業されていたのですか。
「いろいろな歴史があります。まず精米から始め、そこから関連して農家さんに必要なものを揃えていきました。
食品以外にも、雑貨なども含めて扱っていましたよ。
そこから発展して生鮮食品店を始め、実は焼き立てのパンを販売するインストアベーカリーも営業していました。
その当時(昭和48年)ではインストアベーカリーは珍しく、札幌ではほとんどありませんでしたね。
そこでケーキや和菓子も販売していたのです。
そして、現在は原点の『お米』本来の美味しさをたくさんの方に知って頂きたいということで、
お米を使った和菓子や店頭精米したお米の販売を行っています。
おかげさまで2015年にリニューアルオープンすることができました。」

―こだわりは
「当店では、目の前で精米したお米やできたてのおもちを味わえます。
お米を“五感”で体験して頂きたいと思っているんです。
お子さまも安心して食べられるものを提供しています。
今は、海外産の食品など本当に様々な食品が手に入るようになりました。
今の世代の方には特に、本当に美味しいものは何かを見極めて欲しい。
“ホンモノ”を知って欲しいと思います。体で、舌で体得して、自分自身に問いかけて欲しいと思います。」

○手稲本町商店街の魅力と今後

―どのようなところが魅力だと思いますか。
「次の代の若い方が懸命に活動していると思う。前向きだと思います」

―今後はどんな商店街になったらいいと思いますか
「『また来たい』と思ってもらえるような商店街にならなければならない。
来てくれた方に対して、どのようなお迎えができるかを真剣に考えなくてはと思います。
その為には自分たちも楽しくて、お客さんも楽しいというのが理想。
まずはそれぞれ組合員が得意なことからスタートしたら面白いんじゃないかと思います。
例えば、スポーツが得意な人がスポーツ大会を企画したり、登山が趣味の人が山登り大会を企画したり。
まずは楽しいと感じることが一番だと思います。」

○趣味

―ちなみに、蓑輪さんのご趣味は?
「私は、昔から車やメカをいじることが好きですね。
自分なりの工夫ができて、ダメだった部分を反省して改良していく過程がすごく面白い。
何時間あっても飽きないですね。考えること自体が好きなんだと思います。」

(インタビュー時期:2015年7月)

★次回の指名
HANABISHIの高橋生則さんを指名!次世代を担う組合員として期待しているとのことでした!

おもちとお米の 水車


健康第一!お子さまも安心して食べられるお米やお餅を提供。

住所:札幌市手稲区手稲本町1条3丁目3-1 手稲駅前プラザ南1階
電話:011-681-2144
時間:10:00~19:00
定休:日曜

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